用語集
レビュー、SEO、AI検索。
その言葉のすべて。
Shopify運営者のための明快な用語定義。どの項目も、まず一文で答えを示し、それから詳細を説明します。
レビュー
- ソーシャルプルーフ(社会的証明)ソーシャルプルーフとは、人は他者がすでに選んだものを信頼しやすいという心理を指し、ストアではレビュー、星評価、販売数、顧客の投稿写真として現れ、その商品が安全で一般的な選択であると示すことで、迷っている買い手が購入へ踏み出しやすくなる仕組みです。
- ファーストパーティデータ(First-Party Data)ファーストパーティデータとは、購入履歴、アカウント情報、アンケート回答、商品レビューなど、自社の顧客との直接のやり取りを通じてストアが自ら集めた情報を指し、外部から購入したデータではなく、同意のもとで取得し自社が保有するデータです。
- ユーザー生成コンテンツ(UGC)ユーザー生成コンテンツ(UGC)とは、ブランドではなく顧客自身がつくるコンテンツのことで、レビュー、星評価、写真、動画、質問と回答などを指し、商品ページやストアページに掲載され、買い物客と検索エンジンの双方が実際の使用にもとづく一次情報として読み取れる内容です。
- レビューウィジェットレビューウィジェットとは、商品ページやコレクションページに顧客レビューを表示するページ上のコンポーネントで、通常は星評価、レビュー件数、個々のレビュー本文を示し、読み込み後にコンテンツを差し込むJavaScriptとして、またはサーバー側で生成されたHTMLとして配信されます。
- レビューゲーティング(Review Gating)レビューゲーティングとは、レビュー投稿の前に顧客を選別し、満足した顧客だけを公開レビューへ誘導し、不満を持つ顧客は非公開の問い合わせ窓口へ振り分ける手法で、その結果、公開される星評価が実際の顧客体験より良く見えてしまうものを指します。
- レビューシンジケーション(Review Syndication)レビューシンジケーションとは、同じ顧客レビューを複数の商品やサイト、販売パートナーにわたって共有する手法のことで、ブランド自社サイトなど一か所で集めたレビューが、取扱店の商品一覧やマーケットプレイスのページなど、その商品が売られているあらゆる場所にも表示されるようにする仕組みです。
- レビュー獲得ペース(レビューベロシティ)レビュー獲得ペースとは、商品が時間の経過とともに新しいレビューを集める速さのことで、週あたりや月あたりの新規レビュー件数で測ります。この指標は、その商品が今も実際に購入され、最近の評価で裏づけられていて、古い評価に頼っていないことを、買い物客にもAIシステムにも示します。
- 写真付きレビュー(フォトレビュー)写真付きレビューとは、購入者が実際に届いた商品を自分で撮影した画像を1枚以上添えて投稿するレビューのことで、文章による評価に写真が紐づくため、ブランドのスタジオ撮影だけでなく実際の使用シーンを他の買い物客が確認できます。
- 感情分析(センチメント分析)感情分析とは、レビュー本文を肯定・否定・中立に自動で分類する手法で、多くの場合は配送・サイズ感・サポートといった繰り返し出てくる話題をまとめるテーマ抽出と組み合わせ、ストア運営者が一件ずつ読まなくても数百件のレビュー全体の傾向を把握できるようにするものです。
- 星評価(Star Rating)星評価とは、ある商品に対する顧客の満足度を1から5の星で表した指標で、通常は個々のレビュー点数の平均として表示され、買い手が一件ずつレビューを開かなくても全体の品質をひと目で把握できるようにするものです。
- 特典付きレビュー(インセンティブレビュー)特典付きレビューとは、割引やポイント、無料サンプル、抽選への参加権などの特典を提示したうえで顧客に書いてもらうレビューのことで、特典はレビューを書く行為に対して評価の良し悪しに関係なく付与され、その旨を明確に開示する必要があり、好意的な内容であることを条件にしてはなりません。
- 質問と回答(Q&A)質問と回答(Q&A)は、購入を検討している人が商品について質問し、ストア運営者または過去の購入者が公開で回答する商品ページのセクションで、買い手起点の質問と具体的な回答のやり取りが商品ページに直接ひも付いて蓄積されていきます。
- 購入確認済みレビュアー(Verified Buyer)購入確認済みレビュアーとは、その商品を実際に購入した事実が注文記録と照合して確認されたレビュアーのことで、書き手が本当にその商品を買ったことを示す「購入確認済み」などのラベルがレビューに付与されます。
- 集約評価(aggregateRating)集約評価とは、ある商品に寄せられた全レビューの星評価を平均した値であり、同じ名前のschema.orgプロパティを指します。検索エンジンはこのプロパティを読み取り、検索結果の商品名の横に星のスニペットを表示し、多数の評価を引用可能な一つの数値にまとめます。
SEO
- Core Web Vitals(コアウェブバイタル)Core Web Vitals(コアウェブバイタル)とは、ページ体験を測るためにGoogleが定めた3つのフィールド指標で、読み込み速度を示すLargest Contentful Paint(LCP)、応答性を示すInteraction to Next Paint(INP)、視覚的な安定性を示すCumulative Layout Shift(CLS)から成り、いずれも実際のユーザー訪問にもとづいて計測されます。
- E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)E-E-A-Tとは、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字をとったGoogleの品質評価の枠組みで、ページとその作成者が表示に値するほど信頼できるかを評価者とランキングシステムが判断する際の基準であり、特にお金や健康に関わるテーマで重視されます。
- Google Seller Rating(販売者評価)Google Seller Rating(販売者評価)とは、Googleが認定したレビューソースから集計し、5点満点の星評価としてストア単位で表すスコアで、検索広告やショッピング、Googleカスタマーレビューのバッジに表示され、個々の商品ではなくストア全体への評価を示す指標です。
- JSON-LD(構造化データ形式)JSON-LD(JavaScript Object Notation for Linked Data)は、Googleが推奨する構造化データの記述形式です。リンクトデータ形式のJSONをスクリプトブロックとしてページに埋め込み、表示されるHTMLには手を加えずに、そのページが扱うエンティティを検索エンジンへ伝えます。
- XMLサイトマップXMLサイトマップとは、検索エンジンに知らせたいサイト内のURLを一覧にしたファイルで、クローラーが内部リンクをたどるだけに頼らず、インデックス登録すべきページを発見し優先順位を付けられるようにするものです。
- クローラビリティ(Crawlability)クローラビリティとは、検索エンジンのクローラーがページにたどり着き、その内容を読み取れる度合いのことです。ページがリンクされているか、robotsのルールで許可されているか、エラーなく配信されるか、そしてテキストがクローラーの解析するHTMLに存在するかで決まります。
- タイトルタグ(title tag)タイトルタグとは、ページのタイトルを設定するHTML要素で、検索エンジンの結果ではクリックできる青い見出しとして表示され、ブラウザのタブにも使われるため、そのページが何についてのページなのかを伝える最も強いオンページ要素のひとつです。
- メタディスクリプション(Meta Description)メタディスクリプションとは、ページのHTML内に記述する短い要約タグで、検索エンジンが検索結果のタイトル下に表示することがあります。直接の順位決定要因ではありませんが、明確で関連性の高い説明はクリック率の改善につながり、Googleは検索クエリにより合うよう内容を書き換えて表示することも多くあります。
- リッチスニペットリッチスニペットとは、ページ内の構造化データをGoogleが読み取り、通常のタイトル・URL・説明文に加えて星評価、レビュー件数、価格、在庫状況といった追加情報を表示する、拡張された検索結果のことです。
- 代替テキスト(alt属性)代替テキストとは、HTMLのalt属性に設定する画像の短い説明文で、スクリーンリーダーが視覚障害のある利用者に読み上げ、検索エンジンが画像の内容を理解して画像検索に表示すべきかどうかを判断するために読み取るテキストです。
- 内部リンク(internal linking)内部リンクとは、自分のサイト内のページ同士をリンクでつなぐ施策のことで、評価の高いページから弱いページへランキングシグナルを分配し、検索クローラーが関連コンテンツを発見して理解する助けとなり、読者をある関連ページから次のページへと案内します。
- 強調スニペット(Featured Snippet)強調スニペットとは、Googleが通常の検索結果の上部に表示する四角い直接回答で、上位表示されている単一のページから本文をそのまま引用し、利用者がクリックする前に文章・リスト・表のいずれかで検索意図に答えるものです。
- 構造化データ(Structured Data)構造化データとは、Webページに追加する機械可読の情報のことで、通常はschema.orgの共通語彙に沿い、そのページが何について書かれているか(商品、レシピ、レビューなど)を決まった形式で記述するため、検索エンジンやAIシステムが推測なしに内容を読み取れるようにします。
- 構造化マークアップ(スキーママークアップ)構造化マークアップとは、schema.org が定める語彙をウェブページに追加し、各要素が何を意味するのかを機械向けに明示する仕組みです。価格や評価といった内容の意味を検索エンジンや AIシステムに正確に伝えることで、リッチスニペットの表示対象となり、ページを特定の対象として認識させます。
- 正規URL(canonical URL)正規URLとは、同じ内容や類似した内容を複数のURLが返すときに、検索エンジンへ正本として扱うよう指定するページのことで、head内のrel=canonicalリンクで宣言することで、評価シグナルが分散せず1つのアドレスに集約されます。
- 被リンク(バックリンク)被リンクとは、他のサイトから自分のサイトのページへ向けられたリンクのことで、検索における中心的な信頼シグナルとして機能します。一本ごとが信任投票のように読み取られ、別のサイトがそのページを紹介する価値があると判断したことを検索エンジンに伝えます。
AI検索
- AIハルシネーション(幻覚)AIハルシネーションとは、言語モデルが誤った内容を事実であるかのように述べる現象で、存在しない事実や引用、詳細を、正しい回答と変わらない自信のある口調で提示することを指します。モデルが検証済みの情報を取り出すのではなく、もっともらしい文章を予測しているために起こります。
- AI回答エンジン最適化(AEO)AI回答エンジン最適化(AEO)とは、ブランドと商品情報を整えて、ユーザーがクリックして読みに行く青いリンクとして上位表示されるだけでなく、ChatGPTやPerplexity、Google AI OverviewsといったAIが生成する回答の中に直接引用されるようにする取り組みのことです。
- Google AI Overviews(AIによる概要)Google AI Overviewsとは、従来の青いリンク群の上にGoogleが表示するAI生成の要約で、上位表示されている複数のWebページから答えを統合し、そのうちのいくつかを引用するため、ユーザーがどのページもクリックせずに検索結果ページ上で疑問を解決できる仕組みです。
- llms.txtllms.txtは、AIクローラーや言語モデルに向けて重要なページと情報をMarkdown形式でまとめたコミュニティ提案のテキストファイルで、サイトのルートに設置することでモデルが全ページのHTMLを解析せずにコンテンツの概要を把握できるよう設計されていますが、主要なAIプロバイダーがクロールや引用への影響を公式に確認した標準ではありません。
- グラウンディング(grounding)グラウンディングとは、AIが生成する回答を検証可能な出典に結びつける手法であり、モデルが自身の記憶からではなく取得した文書をもとに回答するようにする仕組みです。これによって回答は、実際に根拠とした各ページへの引用を伴うことができます。
- セマンティック検索(Semantic Search)セマンティック検索とは、キーワードの完全一致ではなく意味に基づいて結果を取り出す検索方式で、検索クエリと候補となる文書をそれぞれ埋め込み(数値ベクトル)に変換し、そのベクトルが空間上でどれだけ近いかで順位づけします。そのため、共通する単語が一つもなくても、ページが質問に一致することがあります。
- ゼロクリック検索ゼロクリック検索とは、検索結果ページ上の強調スニペット、ナレッジパネル、AI Overviews などが回答を直接表示するため、ユーザーがどの結果もクリックせずに終わる検索のことで、答えが目的のサイトではなく結果ページ上で完結する状態を指します。
- ナレッジグラフ(Knowledge Graph)ナレッジグラフとは、人物・企業・商品・場所といったエンティティと、それらの間の関係を構造化して蓄積したデータベースであり、Googleなどのシステムがある対象をページ上の曖昧な文字列ではなく既知のエンティティとして認識するために使う仕組みです。
- プロンプト(AIプロンプト)プロンプトとは、チャットボットやAI検索アシスタントなどのAIシステムに対して人が入力または音声で伝える質問や指示のことで、モデルはこのプロンプトを読み取って、回答の中で何を取得し、生成し、引用するかを判断します。
- 大規模言語モデル(LLM)大規模言語モデル(LLM)とは、膨大なテキストで学習し、次に続く言語を予測するニューラルネットワークです。ChatGPT、Claude、Geminiといったシステムの中核となるモデルで、記憶した事実を取り出すのではなく、トークンを一つずつ生成して自然な回答を組み立てます。
- 検索拡張生成(RAG)検索拡張生成(RAG)とは、言語モデルがまず外部のソースから関連する文書を検索して取り出し、その取り出したテキストに基づいて回答を生成する手法のことで、モデルが学習した重みだけから事実を思い出すのではなく、出典を示せる具体的な資料を反映した回答になります。
- 生成AI検索最適化 (GEO)生成AI検索最適化(GEO)とは、ChatGPT、Gemini、Google AI Overviewsなどの生成AIシステムが回答を組み立てる際に自社コンテンツが選ばれ、引用され、情報源として示されるようコンテンツを整える取り組みであり、検索結果ページのリンク一覧ではなくAIが生成した回答の中に自社ストアを登場させることを目的とします。
コンバージョン
- A/BテストA/Bテストとは、ページや要素の2つのバージョンを用意し、実際のアクセスを無作為に振り分けて同時に比較し、どちらのバージョンがより多く成約につながるかを測定する手法です。意見ではなく実際の行動データにもとづいて優れた方を選べます。
- アップセル(Upsell)アップセルとは、顧客が検討している商品から、同じカテゴリーのより高価格な選択肢へ案内する提案です。大きいサイズ、上位グレード、長期のサブスクリプション、機能が多いモデルなどがこれにあたり、無関係な商品を売り込むことなく注文額を高めます。
- クロスセルクロスセルとは、顧客が購入しようとしている商品に合わせて、それと相性のよい関連商品を提案する手法です。スマートフォンにケース、コーヒーメーカーにフィルターのように、購入内容に本当に合うものを加えることで注文額を引き上げます。
- 信頼バッジ(トラストバッジ)信頼バッジとは、チェックアウトやカート追加ボタンの近くに置く小さな画像で、セキュリティや決済の安全性、保証について買い手を安心させるものです。SSLのマーク、対応カードのアイコン、返金保証、認証済みストアの証などがこれにあたります。
- 希少性(スケアシティ)希少性とは、在庫の残りわずかやセール終了までの時間といった限りある状況を示し、顧客に購入の先延ばしをやめて早めに行動してもらうコンバージョン手法で、残り在庫数の表示、カウントダウンタイマー、数量限定販売などの形で使われます。
- 送料無料ライン送料無料ラインとは、顧客が送料無料の対象となるために達する必要がある最低注文額のことで、ストアは送料を払う代わりにもう一品追加する明確で手間の少ない理由を顧客に与え、一件あたりの注文額を引き上げるためにこの仕組みを使います。
指標
- カート追加率(Add-to-Cart Rate)カート追加率とは、商品を1つ以上カートに入れたセッションの割合のことで、同じ期間内のカート追加が発生したセッション数を全セッション数で割って算出します。
- カゴ落ち率(Cart Abandonment Rate)カゴ落ち率とは、開始されたチェックアウトのうち完了に至らなかった割合のことで、同じ期間内に完了した購入数をカート作成数で割った値を1から引いて算出します。数値が高いほど、最後のステップで失われた購入意欲が多いことを意味します。
- クリック率(CTR)クリック率(CTR)は、リンクが表示された人のうち実際にクリックした人の割合で、クリック数を表示回数で割って百分率で表します。検索結果や広告、メール内のリンクが、ただ見られるだけでなくどれだけクリックを獲得できているかを示す指標です。
- コンバージョン率(CVR)コンバージョン率(CVR)とは、訪問者のうち目的のアクション(多くの場合は購入)を完了した人の割合のことで、同じ期間のコンバージョン数をセッション数で割り、100を掛けて算出します。ストアが流入をどれだけ成果に変えられているかを示す中心的な指標です。
- ネットプロモータースコア(NPS)ネットプロモータースコア(NPS)は、当ストアを友人や同僚に薦める可能性はどのくらいかという1つの設問への0から10の回答から算出するロイヤルティ指標で、推奨者(9から10)の割合から批判者(0から6)の割合を差し引いて求めます。
- リピート購入率(Repeat Purchase Rate)リピート購入率とは、2回以上購入した顧客の割合を示す指標で、一定期間内のリピート顧客数を顧客総数で割ってパーセントで表します。初回の注文をどれだけ確実に習慣へとつなげられているかを測る数値です。
- 平均注文額(AOV)平均注文額(AOV)とは、顧客が1回の注文で支払う金額の平均で、同じ期間の総売上を注文件数で割って算出します。
- 広告費用対効果(ROAS)広告費用対効果(ROAS)とは、広告費1円あたりに生み出した売上を示す指標で、広告に帰属する売上を広告費で割って算出します。ROASが4であれば、広告費1円につき4円の売上が立ったことを意味します。
- 流通取引総額(GMV)流通取引総額(GMV)とは、ストアやマーケットプレイスで一定期間に販売された商品の金額を販売価格ベースで合計した指標で、プラットフォーム手数料、決済コスト、販売後に適用された割引、返金、返品、商品原価を差し引く前の総額を指します。
- 直帰率(バウンス率)直帰率(バウンス率)は、あるページに訪問した後、他のページへの遷移やスクロールなど2回目のインタラクションを起こさずに離脱したセッションの割合で、そのページへの全セッション数に対するパーセンテージとして表されます。
- 顧客獲得コスト(CAC)顧客獲得コスト(CAC)とは、新規顧客を1人獲得するために平均してかかる費用のことで、ある期間の獲得関連支出(広告費、代理店費、ツール費、それを動かす人件費)の合計を、同じ期間に獲得した新規顧客数で割って算出します。
- 顧客生涯価値(LTV)顧客生涯価値(LTV)とは、一人の顧客が最初の購入から最後の取引までの関係全体を通じて生み出すと見込まれる利益または売上の総額であり、その顧客を獲得するためにいくらまで費用をかけても採算が合うかを示す指標です。
